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場所 : 小樽湾南防波堤付け根付近
潮 : 大潮(東京芝浦標準)
満潮 : 05:04,19:04
干潮 : 12:07,
天気 : 曇り
魚種 サイズ 数
ミズダコ 4.4kg 1匹
バイト先の社員旅行に参加。
バイト先の経営状況はあまりよくなさそうですが、
借りていたビルが立替になり、追い出され、
その際に追い出し費用ががっぽり入ったそうだ
そのまま収入にしてしまうと
かなり税金に取られてしまうので、
社員旅行と言う形で社員のみならず
バイトにも還元!!
って、学生のくせに
私、準社員扱いなんですけどね。
で、といいつつ、就活中ということもあり、
行こうかどうか迷っていて、
ドタキャンも視野に参加!
なんと旅行前夜に内定ゲット。
これで心置きなくGO!!
学生の本分、学業は??
研究室には内緒でGOです!!
社員旅行は北海道。
初日は旭山動物園、
2日目は3グループに分かれての行動
(クルージングコースを選択)。
3日目は自由行動。
この3日目に釣りをしてみようと
荷物に釣り具をしのばせる。
特に行きたい所も、したいこともない。
なら北海道でしか釣れないような
魚を釣ってみようという計画。
調べてみると、小樽湾ではチカやホッケが釣れている。
チカもホッケも関東じゃ釣れない。
ぜひぜひ釣ってみたい!!
しかし、ホッケってどうやって
釣るんだろうと思ったら、サビキ。
北海道ってすげー。
初日旭山動物園はちょっとしたトラブルがあり
全く楽しむことができず。。。
「旭山動物園すげー」ってのは感じたのですが。。。
携帯をなくし、一人動物園内を捜索。。。
まさかライオンの折の中とかに落ちてないよな。
とか。。
結局、戻ったら
乗ってきたバスの座席にあったのですがね。
2泊目は小樽湾に面したヒルトンホテル。
目の前はおあつらえ向きに海じゃないですか!!
クルージングって、ただ船に乗っているだけだけど、
波に揺られ、潮風にあたり、
大海原と複雑な海岸線を眺めているだけで結構楽しい。
クルージングが終わったあと、2時間ほど時間が。
なら、この時間を使って釣りの下見をしよう!!
一度ホテルに寄り、チェックイン。
荷物おいて、明日の情報収集。
はて、釣具屋は近くにあるのかしらん?
さすが天下のヒルトンホテル。
フロントに聞いたらすぐに返答が。
意外に近いので、釣り道具も持ってGo。
釣り道具屋は意外にも暇そうに。
小樽湾の西側ではチカやらホッケが釣れているらしいが、
こちら側(東側)は釣れていないそうな。
ちょっと残念。
明日、西側まで遠征するかどうか考えながら、
仕掛けを眺める。
関東とはラインナップがかなり異なる。
サビキの針の小さいこと。
イワシ・アジの名はなく、
チカの名の入った仕掛けがたくさん。
チカって小さな魚なのかしら。。。
カレイ用の投げ仕掛けも胴付きがメイン。
所変われば品変わるを実感。
とりあえず、まだ少し時間があるようなので、
ブラクリとイソメを買い、
東側の防波堤に行ってみる。
明日西に行くかどうか、
今、東に行ってどんなもんか
確かめてから決めることにしよう。
防波堤に着いてみると、
なかなかよさそうな感じ。
防波堤は非常に長い。
一番先まで行ってみたかったが、
時間もないので付け根で準備を始める。
外向きは足もとに海藻が生い茂り、
堤防と海岸線の境目には平らな磯場。
内側は比較的浅く、
水も奇麗なので底が見える。
石とシャリでところどころに藻が生えている。
とりあえず外向きに投げてみるが、
根が多く釣りにならない。
特に、手前に段差(テトラ?)があるのか、
巻きあげてる途中でいきなり引っ掛かり、
まず仕掛けが回収できず、数回やってあきらめる。
そこへ、あらかじめ連絡をしておいた
バイト先の社員が一人。
とりあえずコンパクトロッドにブラクリをつけ、
釣り方を簡単に教えて手渡す。
あたりはあるようだが、かからず、
餌だけなくなるとのこと。
どうやら魚はいるようだ。
さて、自分も投げはあきらめ、
ブラクリにする。
数回試してみたと頃、
隣の竿が大きくしなっている。
おっ!!釣れたじゃないですか!
と声をかけると、地面とのこと。
初めあたりがあったように見えた気がしたものの、
確かに今は全く動かない。
本当に根がかりのようだ。
かなりやわらかめの安物コンパクトロッドに、
2号のPEをつけていたので、
無理やり引っ張れば竿が折れかねないので、
竿を受け取る。
根がかりの具合を確かめようと、
軽く竿を上にあげると、、、、
ぼき
え?
折れた??
なぜ???
一瞬あっけに取られ、すぐに糸を確認すると
ものすごい勢いで引っ張られている!!
初めのあたっているような竿の動きを思い出し、
ゆっくりと糸を手繰り寄せる。
さすがPE2号
これでもかというぐらい力を入れても切れない。
無理やり引っ張り上げるとなんとタコ。
しかも尋常ではないサイズ。
水面まで浮かせたものの
タモもなくおろおろしていると、
近くのおじさんがタモですくってくれました
5kgはあろうかというオオダコ。
こ、これは。。
北海道のミズダコ??
北海道はやっぱスケールがでけぇ!!
先輩社員と大はしゃぎ
実はまだここに着いてから
20分もたっていない。
が、もともと1時間ぐらいしか時間がない。
どうやって持ち帰ろうか
途方に暮れながら片付けを開始。
タコのことを考えると、
時間がもうない。。
こいつどうしようか。。
と困っていたらタモを貸してくれた
地元のおじさんが
ナイフで絞めてくれて、
ビニールをくれました
とりあえずビニールに何重にもくるみ、
クーラーバックに入れホテルへ。
そのまま冷蔵庫にポン。
数時間後、飲み会が終わっり、
ヒルトンホテルの洗面器にタコをいれる。
ある社員のお子さんが
目をキラキラさせながらタコを触る。
というか、君の頭の大きさと、
タコの頭の大きさ同じぐらいじゃないかい?
なんとタコ、まだ生きている。
恐るべしタコの生命力。
再び新たに用意したビニル袋に入れ、体重計に載せる。
4.4kg。
重いはずだ。。
しかし、翌日よった釣具屋に話してみると、
小さい小さいと笑われてしまった。
「10kgはないと」のこと。
翌日飛行機で持ち帰り、調理。
さすがにもう死んでいたが、鍋に入らない。
足を一本ずつ切って茹でる。
とりあえずそのまま食べてみる。
うまい!!全く味付けがいらない。
しかし、ミズダコだと思ったものの食感はマダコ。
オスとメスで食感が違うというから、
そのせいかもしれないが。。?
どちらなんだろう?
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ドラム缶さんからのコメントで
北海道でタコを取るのは禁止されていることを知りました
密漁になるとのことで、
知らなかったとはいえ、この場でお詫びいたします。。
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